ヴィンランドサガ

ヴィンランド・サガ14話のあらすじ&感想!神は無慈悲なり

ヴィンランド・サガ14話のあらすじ&感想!神は無慈悲なり
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2019年7月から2クール全24話にわたり、北欧地方を舞台にしたヴァイキングが題材のアニメ『ヴィンランド・サガ』が好評放送中です。

ヴィンランドサガは、派手さはないものの作画がとても丁寧で安定感がある作品ですね。

今回は、そんな『ヴィンランド・サガ』第14話のあらすじや感想と視聴者の皆さんのコメントを見ていきます。

ネタバレ含みますので読みたくない方はここで戻ってくださいね。それではいってみましょう。

アニメ『ヴィンランド・サガ』14話あらすじ&感想

これまでのおはなし

アイスランドで家族4人で暮らしている少年トルフィンは、冒険に強い憧れを持っている。

父親のトールズは屈強な戦士として名を馳せていたこともあるが、いまは家族に囲まれて穏やかな暮らしをしていた。

ある日、村にやって来た使者に戦争への参加を強要されたトールズは、イングランドを目指して出発する。しかし、途中襲撃してきたアシェラッドによってトールズは殺害されてしまう。

父親の仇を打つためトルフィンは、アシェラッド率いるヴァイキングについて回り、人を殺す技術を磨いていく。

アシェラッドの命令によって、トルフィンは窮地に陥っていたクヌート王子たちを救出するのだった。

第14話あらすじ&感想

https://twitter.com/V_SAGA_ANIME/status/1183355461019586561?s=20

 

神父の顔が怖すぎです。

神の御心

いつもとは違う様相でアニメがスタートしました。観るアニメ間違えたかな?

雪深い庭の木の前で佇んでいる一人の少女がいました。アンです。ティーンエイジャーだと思われます。

↑アン

彼女は神であるイエスに問いかけます。

神様。どうしても私たちは、清くなくてはいけませんか?

なぜだか、恋する乙女のようにジタバタしています。

彼女の手はガサガサであかぎれが酷く、爪もささくれて割れています。

このことから、生活が非常に貧しく、過酷なものであることが伺えます。

母親に手伝いで呼ばれたアンは、何かを木のウロに隠すのでした。

 

神父が求める愛とは?

12話での話の続きです。神父はあの時、自分にとって価値のあるものは愛だと答えました。しかし、その愛とはいったい何なのか具体的にはわかりません。

アシェラッド兵団の一員である兄弟が言いました。俺たち兄弟のことがそれに当てはまるのではないかと。

兄弟は戦場では互いに背中を預けて連携プレーで戦っている。ばっちりとした信頼関係ができている。これは金銀財宝なんてものに代えられやしない。どうだ神父、これが愛ってもんじゃないのか?

ひょうきんな兄弟の決めポーズが面白いです。

しかし、神父に言わせればどうやら違うようです。愛とは、誰か特定の者のみに対象とされるものではなく、広く万民に向かうものなのではないでしょうか。

兄弟には理解してもらえませんでしたが。じゃあ、次にこれはどうだと、兄弟はある戦士の話をしだしました。

神父はこの話に激しい興味と羨望のまなざしを示します。神父はこの戦士にいったい何を見出したというのでしょうか?

 

庶民とキリスト教

アンの家庭は子だくさん。子どもの中では年長者のアンを筆頭に、6人の幼い子どもたちがいます。アンだけでなく、母親や父親たちの手も一様にあかぎれやひび割れがひどいです。

夕食の前に家族は神にお祈りを捧げます。

子どもの一人がなぜそんなことをするのか尋ねました。父親によれば、不信心者は地獄に落ちるのだと。

イエス様の復活から1000年後、この時代にあってはあと20年後。

そしたら神様がこの世をお裁きになる。

その際に家族が地獄行きと天国行きとでバラバラになってはいけないから教えはきちんと守らなくてはいけないのです。

何か思い立ったのか、アンはトイレと称して外へ出ていきました。そして、木のウロに隠したあるものを取り出します。それはシンプルな装飾が施された指輪でした。

アンの家族の稼ぎでそのような高価なものを買えるはずがありません。どうやらこの娘、市場へ行った時に万引きしてしまったようなのです。

教えに反したことをすれば地獄に落ちる――――。先ほどの父親の話を聞いて、自分は悪い子だと居ても立ってもいられなくなってしまったようです。

 

襲撃

夜。吹雪いている中、峠超えをしているアシェラッド兵団たち。雪が深いためになかなか前に進みません。

ラグナルは無理に進もうとしなくとも、と言いますが、アシェラッドにとってはそうも言っていられません。彼らが進む先には村の姿が。

アシェラッド兵団たちは村を襲撃します。そこはアンの村でした。

村人は全員捕獲されてしまいました。アン一人が逃れた状態です。そして、次に起こる出来事に目を覆いたくなります。

残酷だ。これがヴァイキングたちのやり方なのです。他者から奪うことしかできないならず者ども。

神の教えに背く者は地獄へと落ちる―――。それなのに、教えを忠実に守っていた家族は殺され、盗みを働いたアンは一人生き残ってしまった。

神の罰を恐れることなく、ひどいことを次々と行っていくあの者たちは・・・・。

それは、信じる神の違いなのでしょう。

遠藤周作の小説『沈黙』を思い出しました。神はなんて無慈悲なのであろうかと。

 

全体の感想

戦闘シーンにおける作画のすごさばかりに注目がいきますが、今回のお話は考えさせられるという点で、演出、音響、題材そのもののすごさが際立っていました。

少女の独白を文章で表現する方法も、これまでにはなかったですし。

手の表現もすごかったです。全然お手入れされていない状態で、見るからに痛そうでした。

神父は、話を聞いたとある戦士に愛を見出したのかもしれません。

物質的、表層的なものではなく、物事の本質を見極められる人はこの厳しい時代にあって、稀なのでしょう。

 

ヴィンランド・サガ第14話 視聴者の皆さんのコメント

 

まとめ

今回は、アニメ『ヴィンランド・サガ』14話の感想を中心に見ていきました。

とても込んだ作りで、スタッフたちの意気込みと技量の高さが伺えた回でした。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。