ヴィンランドサガ

アニメ「ヴィンランド・サガ」第5話感想!残された家族の行方は?

アニメ『ヴィンランド・サガ』第5話感想!
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2017年7月からNHKで放送がスタートしたアニメ『ヴィンランド・サガ』

北欧地方を舞台にしたヴァイキングが題材のアニメです。派手さはないですが、丁寧な作画で安定感があります。

今回は、アニメ『ヴィンランド・サガ』第5話の感想と視聴者のコメントを見ていきます。原作者のコメントもありますよ。

ネタバレ注意ですので読みたくない方はここで戻ってくださいね。

「ヴィンランド・サガ」第5話あらすじ&感想

あらすじ

アイスランドで家族4人で暮らしているトルフィンは、冒険に強い憧れを持っている少年。

父親のトールズは屈強な戦士として名を馳せていたこともあるが、いまは家族に囲まれて穏やかな暮らしをしている。

ある日、そんな彼のもとに使者が送られてくる。

それは、トールズが大隊長を務めていたヨーム戦士団の軍団であり、彼を連れ戻すためにやって来たのだ。

村人を人質に取られてしまい、この要請に応じざるを得なくなったトールズは、イングランドを目指して出発する。

このことを知ったトルフィンは、トールズ他数名が乗る船にこっそりと乗り込んでついてきてしまう。

途中で立ち寄った島でトールズたちが乗る船が襲撃に遭う。襲撃してきたアシェラッドとトールズが決闘をした結果、トールズは殺害されてしまうのだった。

 

感想

第3話のサブタイトルが「戦鬼(トロル)」で、第5話は「戦鬼(トロル)の子」となっています。

かつてトールズは戦鬼として恐れられていました。サブタイトルは、アシェラッドの相手が父親からその子供に移ったことを示唆しているようです。

トールズ

 

 

アシェラッド

 

アニメオリジナル回

 

第5話はアニオリ回。父親が殺害された直後のトルフィンの様子を描きます。原作ではいきなり成長したトルフィンが登場しているようです。

葛藤に揺れ動く

アシェラッドたちの船に乗り込んだトルフィンは、そのまま彼らについていきます。

トルフィン

 

彼らが立ち寄った先の村で略奪が始まり、その光景を見たトルフィンは固唾を飲んで動けなくなります。

騒ぎが収まってみんなが寝静まったころ、アシェラッドが寝ているところをトルフィンは暗殺しようとします。その際のトルフィンの表情がなんとも言えない感情を現わしているようで、かつ非情になりきれない心の葛藤が見て取れます。

アシェラッドの矛盾

暗殺できなかったトルフィン。翌日、アシェラッドに正々堂々と決闘を申し込みます。ですが、大人と子どもでは力に雲泥の差があり、トルフィンはあっさりと打ち負かされてしまいます。

略奪&村人たちを皆殺しという残虐非道なことを行っておきながら、一方で付きまとってくるトルフィンをそのまま生かしておくアシェラッドに大いに矛盾を感じてしまいます。

日本の戦国時代でも相手を襲撃する際は、大将首ならずその一族の女子ども一人残らず根絶やしにするのが常でした。それは、生き残られると報復される恐れがあるからです。

それなのに、アシェラッドはそれをしない。一体、どういうつもりなのでしょうか?

残された家族

トールズが亡くなったことが、帰って来た仲間たちによって母親と姉のユルバにもたらされます。

母親と姉・ユルヴァ

 

一家の大黒柱が亡くなり、トルフィンまで行方不明。一気に男手が消えてしまった為、ユルヴァが代わりに力仕事を始めとする様々な仕事を引き受けます。

男顔負けに仕事をこなすユルヴァ姉さんがカッコよすぎです。

一見するとユルヴァは飄々としているように見えますが、そこはお年頃の女の子、何も感じない訳がないのです。母親に諭されて、そこで初めて涙を流します。

大黒柱が消えても、人が減っても、それでもなお日常生活は続く。生きるためにしなければいけない事がたくさんある。ユルヴァはそこに没頭することで、悲しみから逃れようと、自分の感情を押し殺そうとしていたのでしょう。

全体の感想

第4話は神作画&神回でしたが、第5話はそこまで目立った作画はなかった感じです。それでも、変わらずに作画が丁寧なのは好感が持てます。

法律が整備され、人権や道徳観が広く行き渡った現代人の目から見ると、ヴァイキングたちの行為は非常に野蛮で悪魔の所業のように映ります。これでもアニメは表現を和らげて描かれているのでしょうが。

アシェラッドがトルフィンを生かしておく理由。それは、第5話のサブタイトルに象徴されるように、トルフィンを通してトールズの影を見出しているからではないかと思います。

 

「ヴィンランド・サガ」5話の視聴者のコメント

 

原作者も大絶賛!

アニオリ回について、これには原作者である幸村誠氏もニッコリしております。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

第5話はアニオリ回でどうなることかと思いましたが、原作ファンから見てもおおむね好評だったようです。

第6話からまた原作路線に戻るようなので、トルフィンの進む道を見守りましょう。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。