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漫画・アニメでは「ワノ国編」シリーズも盛り上がっていますね。
今回はワノ国編から、人造悪魔の実「SMILE(スマイル)」について取り上げ、その謎に包まれた部分を考察してみたいと思います。
人造悪魔の実「SMILE(スマイル)」とは?
王家七武海の一人であるドンキホーテ・ドフラミンゴが所有しているドレスローザにある製造工場で作られている人造的な悪魔の実を通称「SMILE」と言われています。
SMILEはシーザーが「SAD」を用いて作り出し、それをどんな植物も育てられるトンタッタ族に大量に作らせていました。
SMILEが成功する確率はわずか10%と言われています。
どんな植物でも育てられると言われているトンタッタ族でもさすがに難しいようです。
オリジナルと違い人工的に作り出すSMILEにはメリット、デメリットがあるようです。
それについてはトラファルガー・ローが物語中に話していました。
メリットは悪魔の実を世界中から探す手間が省ける上に大量に生産できるというところ。
身体の一部がゾオン系(動物)になるという点。それに伴い能力者クラスの力を手に入れる事ができるという点です。
デメリットは悪魔の実が食べた本人に合わないと「笑う」という感情以外が失われてしまいます。
泣いたり怒ったりしていてもずっと笑った顔になってしまうという事が起こります。
その為、人工悪魔の実には「SMILE」という名称で世界中で呼ばれるようになりました。名前の由来が分かるととても恐ろしいですね。
SMILEが適合した海賊は「ギフターズ」と言われ大きな戦力になっているようです。
ゾオン系以外の能力は手に入らないのかな?とは個人的には思います。
ゾオン系以外の能力が発動するようになれば今後の展開が面白いなと個人的には思います。
改良を加えていけばゾオン系以外の能力も使えるようになるかもしれませんね。
SMILEが適合せず副作用である笑う顔以外出来なくなった者達を「プレジャーズ」と言います。
最後にSMILEを待つ者達を「ウェイターズ」と言われ、これはただの戦闘員という立ち位置ですね。
かなり人数がいると思われます。
カイドウとオロチがSMILEを広めた理由は?
予想①
上にも記している通りSMILEを大量生産出来るという事は、同時に悪魔の実の能力者を大量に増やせるという事です。
やはり能力が無いよりあった方が強いですよね。
カイドウは自分の一味に悪魔の実を与えて能力者だらけの最強の百獣海賊団を作ろうと考えていたのではないかと思われます。
ですが、まだ実験段階。出来上がったSMILEを試したいと考えていたカイドウはワノ国を支配し人々を実験材料にしてしまいました。
また将軍オロチは臆病者故に光月家とカイドウを恐れていました。
そこでオロチはカイドウと手を組む事で自分の安全を確保しSMILEの実験材料にえびす町の民にSMILEを与えました。
こうして考えるとSMILEを広げたと言うより「広めざるをえない」の方が正しいように思えますね。
予想②
悪魔の実は世界中を探し回りやっと見つける希少な価値のある果物です。
そんな果物は世界中の海賊団が欲しがるでしょう。
ドフラミンゴもSMILEを知ってましたしおそらく知らない海賊はいないでしょう。
カイドウ海賊団の傘下に入ったバジル・ホーキンスやX・ドレークも実はSMILEを狙って入ってきてるのではないでしょうか?
傘下に入ればカイドウに近づきやすくSMILEを大量に奪った挙句にカイドウの命を狙うチャンスがあるとい思います。
実際ドフラミンゴやビッグ・マムもSMILEを追いかけていました。四皇や王下七武海の海賊も欲しがる代物だということがわかります。
SMILEを広めたのはなぜ「ワノ国」だった?
SMILEには「血統因子」というDNA?みたいなものが必要になります。それには多くの実験体がいります。
そこでカイドウはワノ国に目をつけワノ国を襲わない代わりに民を差し出せとでも言ったのでしょう。
そこでオロチはワノ国でも一番身分の低い「えびす町」の民を差し出したと思われます。「えびす町」は食べ物もない貧困層です。
いくら危険な果物であるSMILEといえど空腹に耐えられないえびす町の民は食べざるを得ない状況になってしまったと思われます
オロチはそうなるように仕向けたんだと思います。こうしてお互い利害が一致してる為、手を組むという形になったのでしょう。なんともひどい話ですね。
まとめ
ここまでの考察はあくまで個人的解釈なのでまだまだ分からない事だらけですがSMILEは使うメリット、デメリットがありリスキーな物だということははっきりしていますね。
悪魔の実で最強の海賊団を作るってカイドウ一人だけでも絶対強いはずなのに何言ってるんだ!とは思いますが四皇クラスの奴は何考えてるかわかりません。
ルフィの活躍によって今後SMILEがどういう風になっていくのかが見ものだと思っています。長々とありがとうございました。