ワンピースと言えば大興奮の戦闘シーンから、感動の涙のシーンなど、子供から大人まで心に残る名場面がたくさんあります。
そんな名場面の中でも、今回フォーカスするのは「最悪の世代」の1人、ハートの海賊団船長トラファルガーロー。
数多くいるキャラクターの中でも過去がしっかり本編で描かれた彼は、名場面がいっぱい。クールな彼にぴったりなカッコイイシーンも、涙が止まらなくなるような感動のシーンも含めてランキング形式で紹介していきます!
トラファルガー・ローの名シーンランキング!!
それでは早速10位から順に見ていきたいと思います!
第10位 意外な一面
残忍といわれるトラファルガーローですが、やはり彼も男。憧れるものや、テンションの上がるポイントをみていると憎めないんですよね。彼の意外な一面をいくつかご紹介。
◆忍者ときいて…
今さらなんだけど、
アニメワンピースでローが忍者好きっていうのびっくりした!
意外な一面……かわいい😍
「にんにん」って言わないのか
とかッッッ(><)#ワンピース#トラファルガー・ロー#ロー#忍者 pic.twitter.com/NkfHLpd7Ms— アニメ管理 (@AnimeMusic2006) December 26, 2016
忍者と聞いて興奮しない男はいない!!
ルフィ、ウソップ、チョッパーはいつものごとく忍者と聞いて大喜び。
しかし、静かなゾロ、ローまでもが目をキラキラさせていたんですね。
忍者に胸を躍らせる様子はファンの中でも話題に。
やはり男のロマンはすごい。そういえば海賊もその部類(ロマン)に入るのでは?一海賊なだけのことありますよね。
◆「海の戦士ソラ」の正当な読者トラファルガーロー
「海の戦士ソラ」とは、北の海(ノースブルー)発祥の、子供に人気の絵物語。
そこに登場する悪役「ジェルマ66」は、実在するヴィンスモーク王国の戦闘部隊がモデルとなっています。
実はヴィンスモーク家はサンジの血縁者でもあり、サンジの本名も、ヴィンスモーク・サンジ。兄弟たちは皆、並外れた身体能力を持ちます。
ワノ国でサンジが「ステルス・ブラック」のレイドスーツを着用した際、一番反応していたのは他でもないロー。
「なぜ奴が!!あのスーツを持っている!!あれは間違いなく…!!悪の軍団ジェルマ66のNo.3ステルス・ブラック!!!」
サンジも「なんでお前が詳しいんだよ!!」と思わず突っ込んでしまったのですが、ロー曰く、この作品は「北の海(ノースブルー)の常識」とのこと。
加えて「俺は正当な読者、(悪役の)ジェルマが嫌いだった」と告げますが、相当ファンであったことが分かりますよね(笑)色々と情報量が多すぎる場面でした…。
名場面というよりは、ローの意外な一面が明らかになった場面、という感じでしょうか。
ただでさえ人気のローが、更に人気になった瞬間でもありますね。少なくともファンの中では記憶に残る場面になったのではないかと思います。
第9位 シャボンディ諸島
ワノ国編が続いていますが、パンクハザードでローがカイドウを引きずり降ろす策があると言ったときから思っていたことがある。それはドレークとローは実はシャボンディ諸島のときから同盟を組んでるじゃないかということ。#ワンピース#考察 pic.twitter.com/g2B7Zwwu1j
— ボクオオクボ (@80ku00ku80) March 23, 2019
トラファルガーローの記念すべき初登場回。
敵をバラバラにして改造してしまうというありえない戦闘スタイルに、度肝を抜かれた人も多いのではないでしょうか。
漫画を見た方は分かると思いますが、このときのローのセリフ、恐ろしいフォントになっているんですよね(笑)
笑みを浮かべながら敵を容赦なく切り刻み、今(2年後)よりも深い目のクマ。そして両腕のタトゥー。第一印象はとにかく「危ない奴」でした。今よりもすごい不健康そう…。医者なのに。
ワンピース!!
inシャボンディ諸島。
レイリーさん登場!
ケイミー救出成功!!
ルフィ、ロー、キッドのスリーショット(*^ー^)ノ♪ pic.twitter.com/RVlm9iLze2— 梅シュ (@kurobasudaiki5) July 20, 2014
同時にこの回では各地の「億超えルーキー」が集結した場面でもありました。
ロー、キッド、ルフィという「最悪の世代」の中でも注目されている3トップが初めて共闘(?)し、話題を呼びました。
ワノ国ではキッドも登場しており、その他のルーキーたちも大集結。
戦況は非常に厳しいものですが、彼らの活躍に期待しましょう。
第8位 ローとチョッパー
動けないチョッパーを頭にくくりつけられたトラファルガー・ロー。同盟を組んだはいいものの、どんどん麦わら一味のペースに巻き込まれていくローの困惑ぶりは面白いですね。 パンクハザードより pic.twitter.com/AavnK5KfpY
— loving ONE PIECE bot (@loving_onepiece) 15 mai 2013
名場面というよりは、シリアスなムードの中の癒しのシーンでもありました。
あまり笑ったりしないクールなローが、麦わらの一味に振り回されている様子が何とも微笑ましかったです。
ローも、まさか麦わらの一味の船医がこんなに可愛いトナカイとは思わなかったでしょう。
このへんからローのイメージがガラリと変わりましたね(笑)
第7位 ハートの海賊団と再会!!
出典:http://wakaba001.blog99.fc2.com/
パンクハザードでは既に単独行動をしていたロー。しばらく別行動だったハートのクルーたちは、ゾウで久しぶりの登場となりました。
ドレスローザを後にし、落ち合う約束をしていたゾウにたどり着いたローは、「(仲間たちに)また会えるとも思っていなかったからな…」とこぼします。
強敵ドフラミンゴを前に、死ぬ覚悟でいたことが分かります。
それほどまでに、ドフラミンゴとの因縁は深いものだったんですね。
(でも連絡手段のビブルカードの存在を忘れてたなんて、やっぱりちょっと抜けてるところがあるのでは…)
つ、つぎのアニワンこそローさん&ベポ達でてきてくれるよね…!?
いつも最初のオープニングの声優さんたちの声でローさんが出てこないとかなしーよぉ(><)
一味と一緒のローさんが早く見たいっ! pic.twitter.com/sLgEfD3EQ9— 🌀るるぶる🌀 (@gingin10101105) November 23, 2016
そして待ちに待った再開。クルーたちは大喜びで、ベポは大好きなキャプテンに抱きついています。しばらく行動を共にしていなかった彼らの仲にも、深い絆を感じますね。
ハートの海賊団はローにとっても、クルーにとっても大切な居場所。
ルフィたちに仲間を紹介しているシーンも、なんだか嬉しくなりました。ローもクルーを大切に思っているのだと感じられましたね。
ワノ国では疑われたクルーを全力でかばい、「裏切るくらいならあいつらは死ぬ」と言い放っています。強い信頼関係!!!
「ウチ(ハートの海賊団)はドライだ」と豪語していますが、果たしてそうなのでしょうか…。
第6位 海賊同盟結成
出典:http://vtastes.com/comic/one-piece-piratesdoumei/
四皇カイドウを討つため、海賊同盟を組んだローと麦わらの一味。これにより、晴れてメイン級のキャラとなったロー。
まさかの共闘に、ファンの中でも話題となりました!!個人的にかなり嬉しかったのを覚えています。
この二組の海賊がタッグを組むということで、かなり戦力もあがりました。
元七武海ドフラミンゴを討つ際にもルフィが協力する形となり、少なくともローは一味に恩があるはずです。
何時か海賊同盟が解消される可能性より、ルフィが「仲間になれ!!」をすっ飛ばして「仲間になったんだ!!」って言ったから、ローはルフィに流されてこのまま同盟を続ける可能性を私は立てたい(`・ω・´)← pic.twitter.com/seN59AwllA
— ツキミ (@ToWtandbbj) September 30, 2014
ルフィ自身は同盟を友達みたいなものだと思っており、仲間と言い張っていますね。ローは全力で否定していますが…。
同盟とは、目的を果たすための一時的な協力のはずなのですが…。ローの考える同盟と、ルフィの考える同盟はちょっと違うようです(笑)
第5位 「弱ェ奴は死に方も選べねェ」
「斬るならば殺せ!!」と言い放つ海軍「たしぎ」に、容赦なく言い放った場面。
殺されず、ただ意識のあるまま斬られていくたしぎは、海賊に与えられる慈悲が嫌だったのでしょう。
しかし、力のない者は望んだ死に方もできないのです。いくら正義感があっても、力の差には適いません。
力のなかった幼いローは家族を救うこともできず、母国を失います。
ドンキホーテファミリーに認められるまでも、時間を要しました。
結果ファミリーから離れ、一人で生き抜くこととなり、自分の力で海賊団を結成して今に至ります。
壮絶な過去を生き抜いてきたローだからこそ、言える言葉なのではないでしょうか。
ちなみにこのパンクハザード篇では、ローが新世界で初めての登場となりました。
衣装も新しくなり、トレードマークのモコモコの帽子もキャスケットに。(更にかっこよくなりましたね!!!!!)
出典:https://xn--pck6bvfc.gamewith.jp/article/show/56042
また、「ROOM」の範囲もシャボンディ諸島時の倍以上に。2年の間に成長していたのは、麦わらの一味だけではなかったんですね。
第4位 頂上戦争後のルフィ救出劇
ローとルフィのエピソードの中ではかなり印象深い場面ですね。
エースの死を目の当たりにし、気を失なってしまったルフィ。体もボロボロで、生命の危機に関わる状態でした。それでも海軍は海賊に対して容赦ありません。
全勢力を挙げて追ってくる海軍、絶体絶命かと思われたところに、ローの助けが入ります。
「そいつをここから逃がす!!!一旦おれに預けろ!!!おれは医者だ!!!」
出典:https://blog.goo.ne.jp/munasecond
ルフィが一命を取り留めたのも、仲間と再会できたのも、ローの助けがあったからです。
まさかローが敵を助けるような真似をするとは思わなかったので、正直驚きました。
容赦なく敵をバラバラにする初登場回のインパクトがすごかっただけに、血も涙もない、とにかく残忍なイメージがありましたからね…!!!(ローは本当は優しいんですよ!!)
二年後に二人が再会するパンクハザードでは、ルフィがにこやかにお礼を言ってましたね。
まさかこの時の二人が後に同盟を組むことになるとは、思いもよりませんでした。
今思えばこの救出劇も、尾田先生の伏線だったのでしょうか。
第3位 恩人コラソンとの旅
ローを語る上では、この旅のエピソードを欠かすわけにはいきません。
珀鉛病にかかった幼いローを救うべく、ある日突然旅に出ると言い出したコラソン。
なかば無理やり連れていかれたローですが、この旅を通して愛を知ります。
今のローがあるのは、間違いなく彼のお陰です。
ローはコラソンのために生きてきたといっても過言ではなく、彼の体にもコラソンを思わせる刺青がいっぱい。
ロー本人が「大好きだった人」と口に出して言えるくらいの人です。
「二人で旅をしよう」という約束は終に叶いませんでしたが、ローの心の中ではコラソンが生き続けていることでしょう。
昨日レンタルしてきた
アニワンで久しぶりにコラソンとローの過去見ました
コラソンドジな所もあるけど、ローの病気を治す為に一生懸命になったり
るコラソンはかっこいい✨
最期はドフィに撃たれるけどコラソンは本当に良いキャラ pic.twitter.com/DqiA49I8DG— 土方 ソルト (@REIJU413) April 26, 2019
第2位 ローVSドフラミンゴ
出典:https://tv.rakuten.co.jp/content/232807/
「恨みじゃねェ…おれはあの人の本懐を遂げるため生きてきたんだよ!!!!」
ここはローが次に進むための山場でもあり、宿敵ドフラミンゴを討つことで、一回りも二回りも大きく成長できたのではないかと思います。
見事恩人コラソンの本懐を遂げることができ、彼の中の重荷も少しは軽くなったのではないでしょうか。
このドレスローザ篇は、ローのためのシリーズだったといっても過言ではありません。
彼の壮絶な過去が明かされた回でもあり、トラファルガーローという人物が非常に細かく描かれていました。
新しく登場する技も多くあり、オペオペの最大の能力「不老手術」についても明かされました。
ローを詳しく知りたいという方はぜひご覧になるのをおすすめします!!
第1位 取るべき椅子は必ず奪う
ゴチャゴチャ言ってねぇで黙っておれに従え…
取るべきイスは必ず奪う!!!ロー#ONEPIECE #ONEPIECE好きと繋がりたい #トラファルガー・ロー pic.twitter.com/bZbewU2wUx
— パンダマン(ONEPIECE (@One_3D2Y_ASCE) January 18, 2019
とにかくローがかっこいいという一言に尽きます!!!!!彼の名場面でもあり、名言でもありますよね。
顔を赤く染めて心酔しているクルーの気持ちがよく分かります!!!!こんな船長だったらついて行きたくなりますね~!!!
「ワンピースは逃げやしねえ」と言い張るローに、彼の強さを感じます。
この自信に満ちたところも彼の人気の秘訣ですよね。流石俺様船長(笑)
ローの考えは、「潰しあう者同士で勝手に潰しあえば良い」ということ。確かに冷静なローらしい考えです。
無駄な殺生を好まず、関係のない者には手を出さないところにも好感がもてますね。
まとめ
今回ご紹介したのは10場面のみですが、ローの登場回は全ての場面がとても印象的で、ここに載せきれない内容もありました。あの場面がない!!と思われた方もいるかもしれません。
順位もつけさせていただきましたが、これは読み手によって違ってくると思います!!私の場合、結局全部のシーンが名場面なんですけどね(笑)
ワンピースのキャラクターには、それぞれしっかりとしたバックグラウンドがあり、様々な場面でその個性を改めて感じます。
壮絶な過去を持ち、恩人の本懐を果たすため生きてきたロー。幼いながらに家族を失い、心を許せる人を失い、強く生きてきました。
今では信頼できる自分の仲間を持ち、新たに協力できる一味にも出会い、生き生きと人生を謳歌しているのではないかと思います。
今後も更なる名場面が生まれることに期待したいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!!!!