2020年1月に映画化も発表され話題沸騰中の漫画「鬼滅の刃」。
今回は、2019年10月4日発売の「鬼滅の刃」最新刊第17巻の見どころや感想、そして次巻の展開予想をご紹介したいと思います。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。それではいってみましょう~

目次
「鬼滅の刃」16巻の振り返り

悲鳴嶼さんの過酷な柱稽古を克服した炭治郎たち。その最中、ついに鬼舞辻無惨が鬼殺隊本部である産屋敷家を襲撃します。
無惨を殺せば鬼が全滅すると予測していたお館様は、最期の覚悟を決め、妻子もろとも屋敷ごと自爆します。
大ダメージを受けた無惨に珠世と悲鳴嶼がさらに追い討ちをかけます。
鬼を人間に戻す薬を無惨の体内に注入し、鉄球で無惨の頭を破壊するのですが、無惨は再生を繰り返します。
彼は首を斬っても死なず、日光のみが彼を死に追いやることが出来るようです。
炭治郎と柱達は夜明けまでの長期戦を覚悟し、無惨へ攻撃を仕掛けようとした途端、鳴女の創り出した異空間である無限城へと引き込まれます。
無限城で始まった上弦の鬼達との戦い。
そこで一番最初に上弦の鬼と出会ったのは蟲柱である胡蝶しのぶでした。
しかもその鬼は姉の敵である童磨。しのぶと童磨が激突するシーンで16巻は終わってしまいました。
第17巻は戦闘中のしのぶが鬼滅隊になると決めた回想シーンから始まります。
では早速、内容の方を見ていきましょう。
「鬼滅の刃」17巻のネタバレ!見どころや感想は?

ここからは鬼滅の刃17巻の見どころや感想をご紹介していきますが、その前にまずは表紙をご紹介します。

不死川さん、クールにキマってますね。
胡蝶しのぶ、姉の仇を討つことができるのか⁉︎
鬼に両親を惨殺された胡蝶姉妹は悲鳴嶼によって鬼から救い出されます。
そんな悲鳴嶼の姿を見て、姉妹は自分たちも鬼殺隊となって一体でも多くの鬼を倒し、自分たちと同じ様な思いを他の人にさせまいと姉と約束したのに…
姉を殺した上弦弐の鬼、童磨と対峙し、強い思いで敵に立ち向かうしのぶでしたが、童磨にしのぶが調合した毒は効かず、ついに…息絶えてしまいます。
息絶える寸前に飛び込んできた継子のカナヲ。目の前で師匠を殺されたカナヲはこのあとどうなってしまうのでしょうか?
同じ鬼に恩人姉妹を殺されたカナヲ。
今まで感情を表に出さなかったカナヲが初めて見せた表情。
カナヲの心情を想像するととても辛いですよね。
カナヲはこの後、この怒りと絶望感を力にかえて童磨と戦うことになるのでしょうが、私としてはしのぶさんを亡くした喪失感から立ち直れていないのに、カナヲまで殺されたら…辛すぎます。
善逸、鬼化した兄弟子との決戦!
次に上弦の鬼と対峙したのは善逸です。
しかもその鬼は善逸と同じ雷の呼吸の使い手、兄弟子の獪岳でした。
善逸と獪岳は同じ師匠の元で鍛錬を積んだ弟子同士でしたが、その関係性は決してよくはありませんでした。
後から弟子となった善逸にも獪岳と分け隔てなく接する師匠の態度を快く思っていなかった獪岳。
善逸もまた、そんな獪岳を嫌っていましたが、ひたむきに努力する姿に対しては尊敬していました。
善逸は獪岳に何故鬼となったのかを問いただし、育手である師匠が切腹したことを告げます。
二人の育手である桑島慈悟郎が切腹した理由、それは雷の呼吸の使い手から鬼を出してしまったことでした。
その事実を知っても悪びれることもなく、高笑いをする獪岳。
そんな獪岳を目の当たりにして善逸の怒りは最高潮に達します。
壱の型しか使えない善逸と、壱の型だけ使えない獪岳の対決。
善逸はこの戦いにおいて初めて眠りに落ちることなく戦い切ります。
いつもなら命の危機を前に恐怖と緊張が限界に達すると眠りに落ちてしまう善逸が、なぜこの時は眠りに落ちなかったのでしょうか?
怒りで恐怖心がなくなっていたのか、はたまた過酷な柱稽古を克服して自信と実力がついたのでしょうか?
壱の型しか使えなかった善逸を甘く見ていた獪岳は、成長した 善逸の姿に一瞬たじろぎます。
が、壱の型しか使えない相手に自分が負けるはずはないと過信し、雷の呼吸で自分の使える技を全て繰り出しますが、善逸に致命傷を負わせることはできませんでした。
そんな中、善逸は鬼になってしまった兄弟子への怒りと亡き師匠の無念を晴らすため、必死に獪岳に食らいつきます。
鍛錬を重ねて自ら編み出した「雷の呼吸・漆の型」を使い、ついに獪岳を撃破しました。
あんなにヘタレで泣き虫だった善逸が、いつの間にこんなに強く男らしくなったのでしょうか!胸熱ですよね!
禰豆子、輝利哉、それぞれの試練
産屋敷家の当主亡き後、長男である輝利哉が齢八歳にして当主となりました。
両親と姉2人を亡くしても悲しんでいる暇さえ与えられず、鬼殺隊の隊士たちの父となって、妹二人と共に指揮をとらなければならない立場となってしまいました。
輝利哉は愈史郎に協力を得て、目くらましの術を伝令の鴉に掛け、無限城の内部構造を把握しようと無限城の図面作成に精を出します。
それと同時に無惨の位置を把握し、鴉を使って隊士たちに伝えています。
わずか八歳で輝利哉がここまで出来るのには理由がありました。
それは、残された寿命がわずかであると悟っていた父・耀哉から幼少期から早く大人になれる様、厳しく育てられていたからでした。
わずか八歳で自分より年上の柱や隊士たちの指揮をとる輝利哉…自分も悲しいのに涙ぐむ妹たちに劇を飛ばす輝利哉…なんて健気なんでしょう。
そんな健気な輝利哉を柱や炭治郎たちはどんな風に支えていくのでしょうか。気になりますね。
一方、禰豆子もその頃、珠世の調合した人間に戻る薬を投与され、苦しみ、戦っていました。
日光を克服した禰豆子は無惨が1000年以上かけて探し続けていた完全体なのです。
そんな完全体の禰豆子を無惨は手に入れたがっています。
己が完全体になるために。
人間に戻る薬と闘う禰豆子。そんな禰豆子を介抱しながら、長かった鬼との戦いも今夜が最終局面になることを願う鱗滝さん。
自分が生きているうちにこの局面に立ち会えたことに身震いする鱗滝さんでした。
炭治郎、猗窩座と再会!杏寿郎への想いを胸に
無限城の中を走る炭治郎と義勇は鴉より蟲柱・胡蝶しのぶの死を知らされます。
しのぶの訃報に悲しみと悔しさで涙を浮かべる炭治郎。
しかし悲しみに暮れる間もなく、上弦参の鬼・猗窩座が目の前に現れます。
炭治郎にっとって猗窩座は煉獄を殺した憎き鬼。
「強い者は弱い者を助け守る。そして弱い者は強くなりまた自分より弱い者を助け守る」という煉獄さんの言葉を胸に猗窩座に立ち向かいます。
ヒノカミ神楽で立ち向かう炭治郎に以前より格段に強くなったと猗窩座は興奮します。
炭治郎に対し「お前は弱くなかった」と敬意を表しますが、それと同時に「煉獄はあの時死んでよかった」と言い放ちます。
その猗窩座の言葉が炭治郎を激昂させ、奮い立たせました。
次々とヒノカミ神楽の技を繰り出す炭治郎ですが、戦闘中にこのままでは猗窩座を倒すことはできないと悟ります。
猗窩座の攻撃や言動から思考を張り巡らし、推理する炭治郎。
伊之助とのたわいない会話や亡き父からの教え…その中で父から聞いた「透き通る世界」のことを思い出します。
そのお陰で炭治郎は猗窩座の攻撃をかわすことが出来ました。
ギリギリの戦いの中で実力を伸ばしていく炭治郎の姿を目の当たりにして、義勇もまた覚醒します。
義勇の頬に痣が発現したのです。
痣の発現者には色々な謂れがあるようですが…この時点ではまだ詳しいことはわかっていません。
煉獄さんを殺した宿敵の猗窩座と戦闘中の義勇と炭治郎。
透き通る世界が見えるようになった炭治郎と痣が発現した義勇。
二人はこの後、どんな戦いを見せてくれるのでしょうか。
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「鬼滅の刃」次巻の展開予想

上弦弍の鬼、童磨と対峙するカナヲ。実戦経験が少なそうですが、そんなカナヲの元に助っ人は来るのでしょうか?
初めて感情を露わにしたカナヲはどんな戦いをするのでしょうか。
炭治郎と義勇は猗窩座にどう立ち向かうのでしょうか?
次巻は2019年12月4日発売予定です。
次巻の表紙はどなたでしょうか?柱でまだ表紙を飾っていない伊黒小芭内か?それとも怒りに震える栗花落カナヲちゃんでしょうか?
楽しみですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、週刊少年ジャンプで大人気連載中の『鬼滅の刃』最新刊17巻(2019年10月4日発売)の見どころや感想を中心にご紹介しました。
それぞれの悲しい過去や鬼への憎しみから鬼殺隊へ入団した少年たち。
その少年たちが人々との触れ合いや柱稽古、鬼との戦いの中で強く大きく成長していく…
2020年には映画化、舞台化も予定されています。
グッズが販売されれば、入場に数時間待ち、即完売という人気ぶりです。
そんな鬼滅の刃から今後も目が離せませんね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。