名探偵コナンの登場人物の中でも1、2を争うミステリアスな人物、灰原哀。
元々の性格なのか、それとも黒の組織にいたからなのか、独時の言い回しをするのが特徴でもあります。
今回は、そんな灰原哀が心に刺さる名言を放った名シーン・名場面をランキング形式で5つ紹介します。
なお、このランキングは筆者の独断と偏見で作成していますので、ご了承ください。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
灰原哀の名シーン・名場面ランキングトップ5!
第5位
『恥ずかしがる事ないわ…方言は言葉に付けたアクセサリー…外したければ外せばいいけど捨てちゃダメよ…それにはあなたがそこで育ったという…大切なメッセージが刻み込まれているんだから…』
— Sofia (@kamo0185cat) September 5, 2019
・漫画:53巻 FILE.6「1年B組大作戦」
・アニメ:460話「1年B組大作戦!」
少年探偵団が在籍する帝丹小学校の1年B組に、関西から転校してきた東尾マリアちゃん。
彼女は自身が関西弁であることを気にしてなかなかクラスに馴染めていませんでしたが、担任の小林澄子先生の企てた作戦と、コナンや灰原のリードにより、無事にクラスに溶け込むことが出来ました。
その際、マリアちゃんは思わず関西弁を喋ってしまい恥ずかしがってしまいますが、灰原はそんなマリアちゃんをこの一言で肯定し、勇気づけました。
マリアちゃんも、灰原のこのセリフをきっかけにして、方言を恥ずかしがることなくクラスの皆と話せるようになりました。
小林先生の作戦ありきではありますが、灰原のこのセリフはマリアちゃんにとても効き目があったと思います。
方言や言葉でマリアちゃんと同じように悩んでいる方もいると思いますので、マリアちゃんに対してだけではなく、読者の方にも刺さるセリフだったのではないでしょうか。
第4位
『大切なのはその知識を誰に聞いたかじゃなく、どこでそれを活用するか…今のあなたは私にとって最高のレスキュー隊員よ!ありがと、助かったわ…』
— Sofia (@kamo0185cat) September 5, 2019
・漫画:28巻 FILE.1「小さな標的」
・アニメ:213話「キノコと熊と探偵団(後編)」
博士と一緒にキノコ狩りに来ていた少年探偵団。
はぐれた元太を探していると、灰原と光彦が射殺された死体を発見。犯人から逃げている間に足を捻ってしまった灰原に、光彦が応急手当を施します。
「すごいじゃない!」と灰原は光彦を褒めましたが、光彦は「コナン君がボクにこうやってくれたんです…」と自分の知識ではないとしょんぼり。
そんな光彦に、灰原がこの一言で元気づけます。
恋心を抱いている灰原に褒められた光彦は、照れながらもどこか誇らしげに灰原をリードし始めました。
自分が持ってる知識や情報って、必ずどこかから仕入れたものですよね。
それを必要な場面でしっかり活用できるのって、ある意味才能だと思います。
第3位
『どうして…?どうしてお姉ちゃんを…助けてくれなかったの?』
— Sofia (@kamo0185cat) September 5, 2019
・漫画:19巻 FILE.1「どうして…」
・アニメ:129話「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件」
灰原の姉の知り合いの大学教授が殺害された事件で、コナンの推理力を目の当たりにした灰原。
新聞記事を読んで、姉が殺された現場にコナンがいたことを知っていた灰原は、高い推理力がありながら姉を救ってくれなかったコナンに、思いの丈をぶつけます。
作中で、灰原はあまり自分の素直な感情を露わにすることがないので、とても珍しいシーンです。
姉のことが大好きだった灰原の悲痛な叫びが刺さりますよね…。
第2位
『わからないの!?あなたが事件を解けば解くほど、あなたが工藤新一だってことを証明することになるのよ!!』
— Sofia (@kamo0185cat) September 5, 2019
・劇場版 漆黒の追跡者(第13作目 2009年公開)
組織のメンバー、アイリッシュにコナンの正体がバレているかもしれない…という状況の時。
自身にふりかかっている危険をよそに、いつも通りどんどん事件を解こうとしているコナンに釘を刺す場面です。
コナンが新一だと組織に知られることを、灰原は何よりも恐れています。
今までもたびたびこうして忠告していましたが、ここまで感情的になることも珍しいです。
それだけ、灰原は危険な状況であると感じていたのでしょうか。
第1位
『だめよ工藤君、あきらめちゃ…お助けキャラがいないのなら、私たちにとってのホームズはあなた…あなたには、それだけの力がある。ホームズに解けない謎はないんでしょ?』
— Sofia (@kamo0185cat) September 5, 2019
・劇場版 ベイカー街の亡霊(第6作目 2002年公開)
体感シュミレーションゲーム、コクーンを体験中の少年探偵団。
人工頭脳・ノアズアークに占拠されたこのゲームでは、ケガをするとゲームオーバーとなり、体験者全員がゲームオーバーとなると現実の世界の戻れなくなるというシステム。
5つのステージの中から、少年探偵団は100年前のロンドンで連続殺人事件の犯人を捕まえるというミッションに挑戦していました。
物語の終盤、灰原がコナンを助けてゲームオーバーになってしまいますが、ゲームから離脱する際にコナンに放ったセリフです。
コナンのことを心から信頼していないと、自分の身を犠牲にしてコナンを助けることも、コナンに全てを託すこのセリフを言うこともなかなか出来ないですよね…。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段はクールで口数が少ない灰原ですが、時折放たれるそのセリフにはどこか温かみがあって、その相手だけでなく読者の心にも刺さるセリフが多いですね。
灰原の人間味あふれる部分に触れることの出来る場面かもしれません。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。