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アニメ「ギヴン」9話の感想&ネタバレ!圧巻のライブ心を貫く真冬の歌

アニメ「ギヴン」9話の感想&ネタバレ!圧巻のライブ心を貫く真冬の歌
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7月11日から、フジテレビ他のノイタミナ枠で「ギヴン」が放送されていますね!

前回第8話は、立夏と言い争ううちに真冬のギターの弦が切れてしまうという、息も止まりそうな場面で終わっています。

この記事では、その続きとなる「ギヴン」第9話の感想を、ネタバレやファンの声をまじえてお伝えしていきます!

\ギヴン第7話を見逃した方はこちら/

ギヴン9話の予告&あらすじ

ライブ当日。ふとした弾みで言い合いになり、真冬のギターの弦が切れてしまう。

春樹に言われ、急いで弦を買いに走る立夏は、真冬がいつも自分の言葉に応えようとしていたことに気づく。

弦を張りなおす際、立夏は真冬に自分の想いを伝える。

そして、歌詞はできないままに自分たちの演奏する番になるが……。

(公式サイトより)

 

弦が切れた!ということがとにかく衝撃的な予告動画です。

立夏も真冬も言葉を失って固まっているようですが、「弦が切れる」という二人にとっての非常事態からどう展開していくのか?

すぐにでも本編が見たくなりますね。

 

ギヴン9話の感想&ネタバレ

それでは、もう少し詳しく場面を振り返りつつ、感想を述べていこうと思います。一部ネタバレを含みますので、読みたくない方はここで戻ってください。

心に似た弦。切れたら直せばいい

真冬のギターの弦が切れた。

心の糸が切れたかのように立ち尽くす立夏たち。そこへ春樹が歩み寄り、3人を励ます。

「切れたら直せばいいだろ」

 

春樹に言われ、立夏は弦を買いに駅前まで走った。

買ったばかりの弦を手に走りながら、真冬がいつも自分の言葉に応えようと努力していたことに気付く。

疾走して楽屋に戻った立夏。真冬と二人きりになると、自分に弦を張らせてほしいと申し出るのだった。

 

一方、前のバンドに時間稼ぎを頼んだり、セットリスト変更を届け出たりと落ち着いて事態の収拾にあたる春樹。

そんな春樹を、秋彦は階段で呼び止める。

俺はいつもお前に救われてる――。秋彦は春樹に顔を近づけ、「お前、もっとうぬぼれてもいいぞ」と意味深な言葉を告げた。

 

楽屋では、立夏がギターの弦を張り直していた。心は弦に似ている、と思いながら。その弦を張り終え、立夏は言葉を紡いだ。

「真冬。俺はお前の音が好きだよ」

背を押してやっていたつもりの真冬に、いつのまにか引っ張り上げられていたこと。真冬に会ってからめちゃくちゃなのに、今の方がおもしろいこと。

「俺も言葉にして伝えるの下手くそだな…」と言いあぐねる立夏に、真冬は一瞬目を見開いた。

 

【感想】

弦が切れたとき、春樹の働きはほんとうに大きかったですね。

このときは秋彦まで言葉を失っていました。秋彦は自分の恋に高校生二人を重ねてきたので、感情移入しすぎて二人と同じように固まってしまったのでしょう。

春樹がこの泥沼の外にいてくれたおかげで、3人の心がどうにか救われた感じがします。

「切れたら直せばいいだろ」というセリフが人生や人間関係の暗喩のようで、こんな序盤からグッときました…。

 

走る立夏から飛び散っているものが涙のようにも見え、踏切後ダッシュのシーンはハッとさせられます。

 

立夏が走ってライブハウスを出たとき、制されて秋彦に近寄るのをやめた弥生。さらに、ライブ後の場面では秋彦を待たずに帰宅しています。

このとき、自分は秋彦の一番ではないと感じ取ったように思えて切ないです。

そのあと秋彦が春樹を追って感謝を述べたり、「もっと自惚れていい」と言ったりしているのを見ると、弥生の恋の報われなさが際立って…。

春樹ファンとしてはときめく展開でしたが、これほど濃密な話の時でさえ、バンドメンバー以外に関する描写や演出まで丁寧ですね。

 

最初に立夏が張ってあげた弦を、立夏が張り直す流れがいい!

立夏のモノローグも印象的です。

真冬にあるはずの心の傷が癒えるようにという願いなのでしょうか。限界まで混乱した自分を立ち直らせるための言葉のようにも見えます。対象を限定しない表現が、こちらの心にも自然と染み入ってきます。

立夏の不器用な言葉を聞いて、真冬も何かにハッと気づいたようで…。

さて、ライブ本番はどうなるのでしょうか?

 

やっと歌えた!あふれ出すそれぞれの想い

ステージに上がると、前のバンドが置きっぱなしにしたマイクがまだあった。

幕が上がり、前奏が始まる。

マイクに吸い寄せられるように、真冬は歌いだした。

 

歌なしのつもりでいた立夏たちは驚いた。

真冬の歌声は客席にいた天才・雨月にまっすぐ届き、観客たちをくぎ付けにし、涙をこみ上げさせる。

由紀との記憶がつぎつぎ脳裏に沸きあがる中、真冬は彼の死によって失われた恋を、言葉にできなかった痛みを歌い続けた。

『じゃあ、俺のために死ねるの!?』

 

<君を許せない。俺を許せない。許したい…さみしいよ>

想いが渦巻くなか歌う真冬を、笑顔の演奏で支えるメンバーたち。

それでも前へ進む自分を歌い上げ、真冬は立夏を見た。立夏は真冬と目を合わせ、笑って前を向く。真冬の目には、涙があふれた。

 

演奏が終わり、ふらつく真冬を支えて立夏は舞台袖に出た。舞台では、春樹があわてて場をつないでいる。

「ここまで連れてきてくれて、ありが…」と言いかける真冬に、立夏はたまりかねたようにキスをした。

 

舞台に戻った立夏たちが、次の曲を演奏している。ギターを抱いて座り込んだ真冬は、由紀に語りかけていた。

<好きな音楽。楽しい昼休み。新しい、好きな人。きみにもう一度話せたら…>

 

ライブは終わった。一人ガードレールに座る真冬に柊が歩み寄る。柊は泣きはらしたような顔をしていた。二人の対話は、穏やかだった。

「俺、今、新しい好きな人がいる」

「いいんじゃねえか」

 

一方、立夏は駅で電車を待っていた。

今日のことは、とある夏の話。とある夜の話――。

ライブの夜は、静かに閉じられてゆく。

https://twitter.com/rhazism/status/1169728318599335936

 

 

【感想】

圧巻でしたね!

記事を書くためにあらためてライブシーンを見直してるんですが、泣いてしまって何度も一時停止。全然進みません。もう何度も見てるのに…!

 

最初は急な予定変更に驚いた立夏たちですが、曲が進むにつれ楽しそうに演奏していきます。

笑顔への変化が最初にあらわれたのが秋彦でした。それもほんの一瞬映っただけで、即ほかのカットに切り替わる演出に小さく叫びました。

才能が閉じ込められたままの苦しみを知り、真冬をフォローしてきた秋彦は、まさにこの時を待っていたはず!

バンドメンバーが全員、笑顔でノッてくるのがすごく嬉しかったです。みんな、真冬がついにある意味で解放されたことを、ついに真冬によって曲が完成されたことを、一緒に喜んでいるんですよね。

 

真冬の歌は、心の中のいちばんヒリヒリ腫れあがったところに腕まで手を突っ込んで、そうする以外にどうしようもなく引きちぎって見せられた、血の滴る塊のようです。

触れればこちらの心まで、傷口に塩水か熱湯をかけられたように痛み、飲み込まれれば胸を絞られるような力に圧倒されます。

その歌が、「さよならできずに歩きだす」と締めくくられていったとき、また泣きました!

由紀との傷とさよならはできないけど、そのままで歩き出せたんだね…!

ずっと言葉にできなかった思いをやっと歌いだせ、少しずつ救われ、癒されていく真冬の心を見るようでした。

 

演奏後も、柊と会う直前も、呆然としている真冬。自分から生まれ出たものの大きさに驚いているように見えます。

<こいつは才能を与えられた側の人間だ>という雨月の独白が、それを裏付けています。ここでやっと、『ギヴン』というタイトルが回収されたのではないでしょうか。

 

立夏もよく頑張りました!キスするときに、真冬の頭をガシッとつかんでいる状態で、一生懸命さが伝わってきて…立夏もやっと自分の気持ちが表現できたんだね。

それと対照的に、新しい好きな人のことを由紀に話したいと座り込む真冬…。吹っ切っていくのではなくて、話したいとは…。

そこまで離れられない存在を失ったことが、霧を晴らすようなキスの後であらためて悲しかったです。

 

海へ:いつか忘れる、由紀の思い出

https://twitter.com/niasagiba/status/1169654123739996161?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1169654123739996161&ref_url=https%3A%2F%2Fmangaqqq.com%2Fwp-admin%2Fpost.php%3Fpost%3D10424%26action%3Dedit

 

真冬と由紀はバスで海へ来た。

寒さに由紀は帰りたがるが、真冬が海は初めてと言い出すと「海ヤバい!最高!」と手の平を返す。

真冬は「息するように嘘つくね」と冷たくあしらった。

『冬のはなし』の鼻歌を歌い、由紀は海岸を歩き続ける。あと5分、初めての海に一緒に来たのは俺だと真冬に刷り込んでる、と言いながら。

真冬はあと5分いなくても忘れないと応じるが、由紀は「いいや、きっとお前は忘れる」と笑った。

真冬のモノローグが続く。

<少しずつ忘れていくんだろう>

<それをさみしいというのだと 燃えるようなまぶしい舞台の上で いつか知る>

 

【感想】

真冬がとても自然体なのが、このあとの展開を思うと悲しいです。

「帰ったら風呂場でセックスしようぜ」というセリフも、ほんとに長く一緒にいて、これが自然なのだということがよく伝わってきますし、それだけにこういう相手を亡くした真冬の傷の深さが思われます。

付き合ってるかどうかについて由紀が言う、「1%くらいの誤差」って何だったのでしょうか。やっぱり、『男同士だし』みたいなためらいのことだったのか…。今となってはわからないことですね。

真冬はライブの舞台上で、自分が由紀を忘れていくだろうことを予感したのかな…。

OP曲の映像や第6話の海の場面を紐解く、切ない回想でした。

 

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ギヴン9話を見たファンの声は?

それでは、「ギヴン」第9話を見たファンの声を見ていきましょう。

https://twitter.com/banana_mimi/status/1171554294694178816

https://twitter.com/merutique/status/1171423493780434944

https://twitter.com/yorozu_hms/status/1171367104294965248

https://twitter.com/luvluv_tatyu/status/1171265797198450688

 

 

さて、それでは続きとなる第10話の予告動画をご紹介します。

 

立夏がおもしろいことになってます(笑)

真冬への想いを自覚した時と同じ感じになっているので、これは真冬との進展が期待できますね!

 

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まとめ

この記事では、「ギヴン」9話の感想について、ネタバレやファンの声をまじえてお伝えしました。

第9話はすべてが真冬の歌に結びついていく、素晴らしいクライマックスでした。

次回も楽しみですね!

ギヴン第9話を見逃した方はFODプレミアムでもご覧いただけますので是非チェックしてみてください。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました