7月11日から、フジテレビ他のノイタミナ枠で「ギヴン」が放送されていますね!
前回第6話では、立夏が自分の嫉妬心をはじめて自覚しました。
この記事では、その続きとなる「ギヴン」第7話の感想を、ネタバレやファンの声をまじえてお伝えしていきます!
ギヴン7話の予告&あらすじ
自分の気持ちに気づいた立夏は、戸惑い、真冬にきつく当たってしまう。
秋彦に話を聞いてもらい、その気持ちが間違いではないと気付くも、認めていいものなのかと悩む立夏。
そんな立夏と真冬の様子を見守りながら、秋彦は自分と雨月の過去を思い出す。
(公式サイトより)
秋彦の同居人は雨月という名前なのですね。やはり秋彦は、立夏の恋に自分の過去を重ねていたようです。
秋彦と雨月の恋は、予告を見る限り幸せそうには見えませんが…。秋彦の中にはどんな記憶があるのか、今回も楽しみです!
ギヴン7話の感想&ネタバレ
それでは、もう少し詳しく場面を振り返りつつ、感想を述べていこうと思います。一部ネタバレを含みますので、読みたくない方はここで戻ってください。
立夏、恋心の自覚と葛藤
梶秋彦は独白する。
「人を好きになることは、肉を切り裂かれるような、暴力だ」と。
記憶の中、彼の目線の先には、教室でバイオリンを奏でる雨月がいた。
引用元:https://anitubu.com/archives/post-26185.html
ライブの練習は順調に進んでいるかに見えたが、真冬はまだ一行も歌詞を書けないままでいた。
一方、自分の嫉妬心に気付いて戸惑い、真冬にきつく当たる立夏。
春樹に「上も変だよ」と指摘され、立夏は図星をさされて固まってしまった。秋彦の一声で、練習は終わりになる。
あ
#ギヴン pic.twitter.com/ToUmuNUOD0— A•Yu ¦ 🥩☕🔶 (@Ayu___Yu) August 22, 2019
秋彦は立夏に、真冬と何かあったかと質問する。立夏は「俺は真冬が好きだって面」で硬直してしまい、ついに露見した恋心に衝撃を受けて倒れこんだ。
おかしくはないと励ます秋彦。しかし立夏は、男性を好きになってしまった戸惑いに立ち止まったままでいた。
引用元:https://anitubu.com/archives/post-26185.html
学校で立夏とたまたま二人きりになった笠井は、真冬についての告げ口を悔やんでいると涙をこぼした。立夏は戸惑いつつも「おあいこな」と頭をなでて応じる。
板谷たちとその様子を見ていた真冬は、ほんの少し眉を寄せた。
のぞき見が終わると、板谷は「ライブを見に行くよ」と真冬を応援する。真冬は、観客に自分が伝えたいことは何なのかとあらためて考えた。
真冬のギターは突然上達した。秋彦たちが驚いていると、練習の途中で真冬は突然寝てしまう。秋彦たちが部屋を出て、立夏は真冬と二人で残された。
あぁ
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— A•Yu ¦ 🥩☕🔶 (@Ayu___Yu) August 23, 2019
真冬の隣に座る立夏。真冬が立夏の肩に頭をもたせかける。立夏は寝ている真冬の指に触れた。その指には、新しいタコがつぶれた痕があって…。
目を覚ました真冬は、歌詞ができていないことを謝った。立夏は、真冬の持ってくる曲に内心怯える。<誰かを好きな真冬の歌を聞きたくない>――。
真冬が目を覚ましても、秋彦は春樹を部屋へまだ戻さなかった。雨月と自分に立夏を重ねながら、その恋がバンドごと壊す可能性に、秋彦は思いを致していた。
【感想】
引用元:https://anitubu.com/archives/post-26185.html
立夏と話をしているとき、秋彦が次々笑いどころをブッ込んできますね!
「もう手出したの!?」「俺は真冬が好きだって面です」
「安心しろ、俺も男の経験あるから」で立夏が吹いたところでは、「吹くよねー」とこちらも笑いました。
ギャグとシリアスのバランスが良いのも見どころです。
引用元:https://anitubu.com/archives/post-26185.html
いきなり男性を好きになってしまった立夏の、「これは認めていい感情なのか」というためらいが描かれているのは好印象ですね。
その葛藤が省略せずに描かれているあたりが、共感の余地を作っているのかもしれません。
立夏に対する笠井の後悔と涙が描かれているのも同様にリアルですし、それを見た真冬がうっすら嫉妬しているのも細やかです。
また、「俺はその人たちに何を伝えたいんだろう」と、考えこみ、次の場面で急激に演奏が上達した真冬を見ると、この人に内在する能力の奥深さを感じさせられます。
真冬は単に過去を掘り起こしているだけでなく、音楽に向き合う意欲と、心の強さや幅があることが真冬の行動によって示されています。
『ギヴン』という作品が、恋愛と同時に音楽をきちんと描いているという証左になるような場面だったと思います。
引用元:https://anitubu.com/archives/post-26185.html
寝ている真冬に触れる立夏の指の動き!ギターの弦を押さえるような動きでドキッとしました。
たしかに、枝分かれして伸びた人間の指はギターの弦のようで、無意識に「好きなものに触れる動き」をさせている演出に痺れました…!
秋彦の恋は絶望の中にある
梶秋彦は回想する。
バイオリンを学んでいた高校時代の秋彦。彼の高校に、世界的な天才・村田雨月が編入してきた。
その才能に打ちのめされた秋彦は、事実上バイオリンを捨てる。感性が豊かすぎ、生きるのがしんどそうな雨月。秋彦はその器を強烈にねたみ、また哀れに思った。
引用元:https://anitubu.com/archives/post-26185.html
夢から覚めた秋彦のもとに、コンクールに出かけていた雨月が帰ってくる。雨月は居候の秋彦に、「奴隷の分際で」と穏やかに笑うのだった。
高校では、真冬と立夏がギターの練習をしていた。かなり良くなってきた真冬に、立夏は手元を見ないで弾くように言う。真冬はおもむろに立ち上がり、ミスだらけの演奏をした。
立夏の特訓と、真冬の奮闘。ライブの準備は続く。
引用元:https://anitubu.com/archives/post-26185.html
ライブまで1週間、歌詞はまだ完成していない。そんな中、「もう練習やめようぜ」と秋彦は博打に出た。
秋彦は真冬をバイクに誘い、二人きりで現実を突きつける。「過去に決着つけねえと、詞、書けねえよ」と。
春樹もまた、秋彦に頼まれ、立夏をたきつけるべく車に乗せていた。「今のお前じゃ、真冬の音に食われるよ」。
自分では全く見えていなかった現状に、立夏の目は焦点を失ったように震えた。
【感想】
引用元:https://anitubu.com/archives/post-26185.html
秋彦の回想は、心が絞られる場面の連続です。
若いときはお互いを傷つけずにはいられないような恋をしがちだし、まして相手が自分より明らかに才能があり、とても手が届かないほどその器が豊かとあっては…。
壊したい、同時にその生きづらさを救いたい。そしてそれが、自分ではできないことが、天才ではないにせよ高い才能をもつ秋彦に、わからないはずはなかったでしょう。
秋彦が音楽をやっていなければ、才能がかけらもなかったら、違ったのかもしれませんが…。それを言っても意味がないことが、秋彦の恋をより苦しいものにしています。
引用元:https://anitubu.com/archives/post-26185.html
しかも、そんな苦しい回想が終わったころに帰宅した現実の雨月は、秋彦以外の人が「迎えに来てた」とさらっと言っていますよね?
何?ほかに恋人がいるの!?雨月ってけっこうヒドイ奴なの!?…いや、うろたえましたよ、あれは。
引用元:https://anitubu.com/archives/post-26185.html
ちょいちょい新曲の演奏が挟み込まれていますね。
OP曲かED曲かで言うと、どちらかというとOP曲に似ているように聞こえますが…OP曲は「ギヴン」名義ではないのでライブシーンではやらないかも?とも思います。
どんな曲なのか、全貌を早く聴きたいです!
新曲の練習中、前を向いて弾けるようにと言われて、すぐ立ち上がった真冬。素直でかわいい~!その時の演奏が、ミスしまくりなのもリアルで良かったです。
さて、大人二人にフォローされた高校生たちは、このあとどう自身の音楽と向き合っていくのか?次回が待ちきれません!
ギヴン7話を見たファンの声は?
それでは、「ギヴン」第7話を見たファンの声を見ていきましょう。
#ギヴン 7話
自分の気持ちに気付いた立夏の戸惑い、そのせいで人物相関のバランスを崩しだすバンドメンバー。一方で秋彦は自分と雨月の過去を思い出す。自身の正義が関係ない世界でただ純粋に愛と性(相)が入り乱れ、その沼で青春を踠き苦しむ。いやこれは思春期としてキツい流れだな。この心理は深い。— ぐでたか@たけのこ党塩らーめん派 (@tk_yama_s2) August 22, 2019
ギヴン7話今見た~~~ねぇはるきさん不憫すぎる;;;あきひこさんなんてひどい男なの;;;うえのやまくんがんばれ;;;
うづきさんかわいい…— 連甫 (@renske_kop) August 22, 2019
うちも耳死んだわ、、、あんないい声で囁かれたら死ぬでしょ!?ほんと秋彦罪な男すぎる、、それでいて更に信頼して男らしさを見せる春樹も良かった、、、
秋彦が雨月のこと語ってる時は泣きそうなったな😭#ギヴン#7話— すずらん (@Hujoshisokonasi) August 22, 2019
立夏に『下向いて弾かないようにしねぇと』と言われてすぐ前向いて弾く真冬。
ライブでどんな歌が聴けるか楽しみ!🎤🎸#ギヴン— たま (@Rc29N5) August 22, 2019
え、これさ秋彦って春樹さんが自分のこと好きなの気づいてんの???えまじで無自覚タラシであんなことしてんの???意味わかんない🤔🤔🤔🤔🤔そりゃ春樹さんも事故りそうになるわ🤔🤔🤔#ギヴン
— ふう (@hamaokayu191) August 22, 2019
はぁ〜今週も良きでした。アニメだとギャグシーンを動きで観れるのが楽しいな。そして時折見せる春樹さんの真顔ね 。お!そして来週たけちゃん出るー!やったー! #ギヴン
— 洋ⓨ (@129you_stlh) August 22, 2019
【ギヴン第7話を終えて】
冒頭のモノローグ、原作読んだ時から本当に好きな言葉。心の底から共感。
恋愛って、それまでの人生観も、これからの人生観もひっくり返すくらい強く影響するからな。そしてバンドも恋愛も、どちらも物語の佳境に入ってきましたね。#ギヴン
— センチミリメンタル (@cenmilli) August 22, 2019
さて、それでは続きとなる第8話の予告動画をご紹介します。
暗い画面に波乱の予感が漂っていますね。柊がまた出てくるようです。真冬はなにか柊に話したいことがあるのでしょうか。
うまくいくよう祈らずにはいられない予告です!
まとめ
この記事では、「ギヴン」7話の感想について、ネタバレやファンの声をまじえてお伝えしました。
7話では秋彦の内面がかなり明らかになり、だからこそ立夏・真冬へのフォローが生きる展開でした。
次回も楽しみですね!
ギヴン第7話を見逃した方はFODプレミアムでもご覧いただけますので是非チェックしてみてください。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。